映画の話

映画 覚え書き

女医の愛欲日記

世間の評判であるところの幻のカルト映画だが、よくなかった。ikkoさん 言うところのまぼろしぃ〜〜。
意味もよくわからないし、ぶつ切りのアート映画だが、確かにキャストは豪華だった。ブニュエルを意識したアート映画なのかな?と思ったが、普通にブニュエルを見たくなったし、この映画を再度 見直したいとは今は思わない。ジャンコクトーの詩人の血を見た時のような、工事業者に支払いの時になって、いきなり見積もりから2〜3万上乗せされているような不快感のある系のアート映画であった。
そういう意味では、園子温監督の冷たい熱帯魚は、押し売りアート映画を具象的に表現した。という意味で、パンチ野郎の内田裕也が水のないプールからコミック雑誌なんか要らない。まで変化していく事が、タケシのその男凶暴につき。みたいな感じになってくんだけども、内田裕也からタケシまでの俳優と時代の変貌の歴史をでんでんに背負わせた意味もあったし、そこから村川透野獣死すべし。の松田優作まで改めて戻ったり、そこからまた、松田遼平の悪夢探偵に行ったりする。みたいなドロドロの学生運動史と重なったコミカルな高度経済成長期のサラリーマン出世ものと実録変質者烈伝みたいな、映画史を語るマルセ太郎活弁師みたいな感じでラップがそのまま映画史解説になっている。みたいなのも面白いと思ったのだが、それは単にMF doomのコピーでしたね。まあ、僕はmadvillianがめちゃくちゃ好きなので。

つまらない映画だったけど、長めの文章が書けました
「恩にきるぜ!悪夢探偵!」