映画の話

映画 覚え書き

恋々風塵

やはり、オープニングのペルーのマチュピチュの山の中のような田舎の風景や主演の女の子の可愛いさには目をみはるものがあった。若尾文子をデビュー当時の小泉今日子宮沢りえっぽい80年代の原宿みたいなピンクの色味で撮っているような。あと、薄くツイハークのチャイニーズゴーストストーリーみたいな幽霊系の絵もあって中華系映画の歴史の奥深さに触れる感じや黒澤明みたいな絵もあったりした。映画内映画のアヒルの大群がでてくるのやカンフー映画のシーンも古い西武劇やイタリア映画の雰囲気があったりした。
あと、父親の炭鉱の落盤のシーンの回想など、ドイツ表現主義っぽいダークな雰囲気の画面もあったり、
結局は、増村保造監督で若尾文子川口浩の映画とかは、フォードの荒野の決闘のピーターフォンダのダンスシーンみたいなもんに繋がっていくな。と思った。つまりヌーベルバーグ全体が西武劇のチークタイムというかチルシーンのみを引き伸ばしたものなのだが、ホウシャオエンは一貫して80年代の日本のCM描写を織り交ぜながら台湾西武劇を作っているような。

いずれにしても、映画を観る前に猫に点滴をしたが半分くらい注入して逃げてしまい飯もそんなに食わなかったので一日の水分量が足りていないのでイライラしながら今週も映画を観ていたが先週も同じ状況で不安を抱えたまま映画を観て、来週は観ません。とブログで宣言していたのに今週も観にきているわけで、結局は何かの不安を抱えたりしたまま無理矢理スケジュールをタイトに切り詰めてキラキラ映画みたいなものを観ているわけだから、画面上ではキラキラしている訳だけどキラキラに体力がついていかず最後の方は映画館でほぼ寝てしまっていた。

結局、与えられた一日のスケジュールの中で、時には乱暴だったり強引に色々と推し進めないと、充分な食事や水分量の基準値には達しないけども恐怖心や圧迫感を植え付ける事になるし、そういう事を無視してほったらかしにして猫達の好き勝手に寄り添ってゆったりやった方が猫らも恐怖心を感じずキラキラ、のびのびと生活しているわけで、(後ほど面倒くさい事になるわけだが)アイドルやカリスマクリエイターみたいな人らがラジオで本当にたまに土建屋の社長っぽい喋り方になるのもリアルやなぁー。と思ったりもする。