映画の話

映画 覚え書き

黒い河

見始めて30分くらいして駄作だと気付いて、最後までダルかった。尾崎豊を森進一が演じていたり、現在の細川たかしが学生服をきてbebopハイスクールを演じているような異様な古臭くさを感じる不良少年映画であった。不良という概念が、敗戦による政治状況や貧乏や環境に負けた精神の弱い人間が屈折し凶暴化している。みたいな概念のみを頼りに仲代達矢が熱演している為に、小学校の頃から受験勉強ばかりさせられていてひきこもりになった少年が自宅で金属バットを振り回して暴れている。みたいな感じで街で暴れている不良少年を一生懸命演じていた。

家に帰って寝る前にyoutubeでもう一度見直すと、山田五十鈴のおばあちゃんとか菅井きんのミッシーエリオットとかリルキム的なbitchぶりとの対比としての有馬稲子仲代達矢の虐められっこっぽい不良少年役など全てがチグハグで、学生不良少年映画という概念がなかった戦中派の大人達が当時流行りだした太陽族という概念を戦中派の視点になりに模索した映画だが、その太陽族さえも現在お爺ちゃんになっている状況下で、全てがつげ義春とか蛭子能収ビバリーヒルズハイスクール白書とかゆるキャラヌーベルバーグみたいな変な味が出ていて良かった。一般的に考えれば、つまらない映画です。