映画の話

映画 覚え書き

全てが狂ってる

ジャックベッケルの和製オマージュみたいな感じで川地民夫のアイドル 不良少年映画としてノリノリで観ているうちに、ゴダール勝手にしやがれの元ネタである事に気付き、蓮實重彦がフランス映画界はゴダールをチヤホヤする前にジャックベッケルを見直せ!の発言が鈴木清順をよく見直してみろ。の意味だった事に気づく。そのように我々 団塊ジュニア世代にも古さを感じさせない団塊世代太陽族映画がサシャギドリやベッケルやメルヴィルやルイマルの死刑台のエレベーター的なジャズhiphop的サンプリング映画なんだと思いながら最後まで観ていると、ラリークラークのkidsみたいなストーリーをなぞりながら終わっていく感じも凄く興奮した。
とは言え太陽族映画特集など、現代の若者にしてみれば、僕らが鳥羽一郎細川たかし北島三郎を観ているような感じなんだろうな。

あと、吉永小百合の若い頃は、赤木圭一郎とか小林旭とか日活不良少年映画に馴染むトーンのシャープで可憐な不良少女っぽい顔でとても画面に華やかさがあり良かった。日活なのに東映スターみたいな美人みたいな意味で。