普通に観ると、つまらなすぎて「何これ?」ってなるが、ゆるキャラ トレンディドラマとして観るとめちゃくちゃ面白い。たぶん、レオスカラックスがモテキを撮ったらこうなるだろうな。と思うのだが、日本の映像ディレクターが下積みadから始めて、深夜枠で好き勝手なドラマやっていい。みたいなチャンスがようやく巡ってきて、この映画みたいなのを作ったら番組は打ち切りになり2度と仕事こなくなる気もする。
だから、真面目に働いていると日々予定調和のステロタイプと企業の都合と差別意識にみちた娯楽ばかり見せられるハメになるわけだが、それがあながちGHQとか日米安保体制におけるアメリカの日本のマスメディアコントロールという訳でもなく、日本人が経済効率を考えた結果として自ら選択している形なのだし、それについて意識し過ぎてネチネチと分析を交えて話していくと、全盛期の小朝とか談志のマクラみたいなどぎつい嫌味な喋りになる。だが、自分はネチネチした嫌味っぽくて理屈っぽい喋りが好きなので面白いな。と思った。最初 芸人永野さんと成田祐輔対談みたいなところから初めて小朝や談志のエロおばさん向けトークーシロガネマダム向け?言うんかな?みたいなところに広げながら大島渚や塚本晋也の松田遼平使いを観てから、松田優作の野獣死すべしと見比べてみると日本男子のおばさん的趣向についてより深く入っていけると思う。
特にyoutubeで小朝の池田屋を観たあとに大島渚の御法度を観ると、ビジュアル系ロックバンドやジャニーズファンおばさん向けの男色時代劇っぽく撮ってる割にチャンバラのシーンも力入れていてアンバランスさが良かった。このように日米安保体制とおじさんのおばちゃん化は密接に繋がっているのだなぁ。と思った。三島由紀夫が極右的な面もあるしサイケな面もあるし男おばさん的な面もある。それでいて日本人の思想として割と王道に近いところにある。
だから武田鉄矢は日本の王道です。
男っぽい事。ナルシストである事。おばちゃんである事。本来 相反するこの3つの境界線が曖昧になっていくのが日米安保体制なのかな?と思った