映画の話

映画 覚え書き

フルメタルジャケットと神田伯山先生

フルメタルジャケットの微笑みデブを神田伯山先生と思ってみると、めちゃくちゃ感情移入して見れるし、沢田研二とかショーケンとか桃井かおりとか松田優作とかの陰キャのヒーローが破滅していく日活ロマンポルノあがりの監督によらアメリカンニューシネマとか前田陽一鈴木清順のいわゆる70年代GS映画ーっぽくて泣ける。

あと、やっぱり我々オールドスクールhiphop世代系のおじさん達の「マッチョイズムによる連帯と反戦光通信系の中小企業新人教育を受けてきた世代」におけるフルメタルジャケット黒沢清の「カリスマ」に対する見方がどのようなものか?がとても興味がある。
怒鳴られながら教育されて社会的に強者になった錯覚に囚われたり自分に酔う事の陶酔感と社会の中で自発的に考えられて個性をアピールする事が優秀である。というベンチャー企業の真逆の価値観の間で価値観が倒錯している世代であり、そしてまた、その矛盾がアメリカ軍の教育システムの中で全く矛盾していないスムーズでわかり易いカリキュラムのように作られている事がフルメタルジャケットを観るとわかるし、日本に輸入した時に黒沢清のカリスマみたいな完全に誰もルールの根本が理解できない倒錯した破綻した世界観になっている事もビジュアル化されている。それがバブル時代から2000年代までの自民党による日米安全保障体制ーそのもの。という気がする。