映画の話

映画 覚え書き

フイリッツラング DVDセット

久しぶりにフイリッツラングのハウス バイ ザ リバーを再見した時、その完成度の高さに驚き、フイリッツラングDVD boxを購入してから、しばらく観ていなかったが、真人間を昨日 はじめて再生してみると冒頭部分のシークエンスがサブリミナル効果みたいな感じでヘルレイザーのピンヘッドが炙りだされていく感じに震えた。マンハントのサイケっぽい狩りのシーンも良かったが、戦前のカビと虫くさいルチオフルチ 考古学的な古典ホラーのフイリッツラングも好きだが、アメリカ時代のフイリッツラングのクロネンバーグのSFXの技術を先取りしたような キレキレのシャープな陰影には毎回 驚かされる。
後、この映画には、ラオールウォルシュ作品でお馴染みのジョージラフトも出ていたり、マンハントのジョーンベネットもルノアール浜辺の女やウォルシュの金髪乱れて。ラングの飾り窓の女、スカーレットストリート。ダリオアルジェントのサスペリアにも出ている。このようにして、ノワール女優や俳優。ノワール監督の常連クルーとも言うべき人々にどんどん詳しくなっていくのも、この手のジャンルを観る楽しみなのだが、映画館で馬鹿みたいな数を見ないと気付かなかったし、1本2千円から5千円くらいするDVD文化でこれに気付く事は恐らく無かったであろう。
つまり、エドワードGロビンソンとジョーンベネットで飾り窓の女とスカーレットストリート。スカーレットストリートはルノアールの牝犬のリメイクであり、ルノアールとジョーンベネットで浜辺の女エドワードGロビンソンとジョージラフトとマレネーディトリッヒの3角関係でウォルシュの大雷雨。だったり無限に俳優や監督が被っていくノワールというジャンルの特徴を、デビッドリンチはロストハイウェイやマルホランドドライブで伊集院光深夜の馬鹿力番組で言うところの空脳感覚で表現している。ロストハイウェイのパトリシア アークウェットと深夜の告白のバーバラスタインウイックの雰囲気が似ているのはその為だし、ロストハイウェイに出てくる小太りの悪魔がエドワードGロビンソンに少し雰囲気が似ていたりするのも面白い。
そういう意味で、際限もなくノワールや古い松竹や日活映画を買う事で、ルノアールタランティーノにどんどん詳しくなる。みたいなラップでいえばブーキャンやシカゴハウスの一発屋CDを無限に集めたりするような事かもわかりませんが、結局はDJの人も馬鹿みたいにレコードを買いまくる奴が良いDJプレイできる奴であるワケ?の筈もなく、そのうちに自分の持っているレコードの数の中で色々とヤリクリして何かしら無限に個性があるように魅せる技術を考えるとは思う。そうしないと、キリがなくレコードを買う羽目になるだろうと思うから。いや、あるいは、無限にレコードを買う人々がDJという職業なのか?音楽業界に詳しくないが、たまにアーティストが話している事から邪推すると、あるいは、そんな気もする。しかし、やはり無限つうのは、不可能なわけだから。無限に引き出しがある。ように魅せる。技術なんやろうなぁ。それか、本当にギャンブル依存症みたいに気になったレコードを全部 買っているか?どっち 何だろう?いずれにしろ、病的なところがないとプロにはなれないだろう。しかし、最近は無限な無駄遣いは嫌だな。ゲンナリする。みたいな気分に揺れている。
ある種 hiphopやDJ、音楽業界も無限に課金すれば無限に広告できる。無限に音楽知識に詳しくなる。無限にバトルに勝てる?みたいな側面もあるので、だからこそ、hiphop界隈のある種オタク的でありながらオタクdisみたいな事もあるのかも知れない。無限って大人として確かに何か変だから。