とにかく、サイケなのに驚いた。時代劇がサイケなのは、森一生の大菩薩峠 完結編や内田吐夢の恋なすや恋。などで知っていたが、めちゃくちゃエキストラの迫力や極彩色の衣装が凄くて、キンフーとかも見直したくなった。あと、天知茂や田崎潤。河津清三郎などの昔の濃い顔の役者がこういった種類のサイケ時代劇では、自然な演技に映るほど ウッドストックとかレイブみたいな時代劇サイケ映画独特の熱気がある。
これもエロ本屋で投げ売りしているのを購入したが、良かった。手塚眞が劇推していた衣笠貞之助監督ゆえに、機会があればこの監督の映画は観るようにしているが、イタリアンホラーの毒毒しさを和物に変換したような良さがある。この監督や内田吐夢が後の大島渚や増村保造のこってりした日本の西洋絵画みたいな哲学的な絵に受け継がれている感じも面白い。この監督の白鷺で泉鏡花の世界観に初めて触れたような気がした。以前、高野聖などを本で読んだ事はあったが、旧仮名遣い調の喋りや平仮名の部分も全部 暴走族みたいに漢字で当て字がしてあって、読み難いてイライラし過ぎて全然 文章が頭に入ってこないで挫折したが、清順監督の陽炎座や衣笠監督の白鷺で、少しずつ泉鏡花の世界観に触れる事が出来て良かった。一言で僕が泉鏡花の世界観への僕なりの理解で要約すると「自分がいつの間にか死んでいた事に気付かずに、生きたままのつもりで周りに話しかけまくっているけど、実はお前はすでに死んでいる。事のプラトニック ラブっぽい乙女感。そう考えると、北斗の拳やマッドマックスの1もとても乙女チックな世界観かも知れない。
。「庄屋でshow you!ユーアーshocked!」
などの駄洒落も今 思いついた。