映画の話

映画 覚え書き

ユニバーサル ピクチャー

千円で買える名作ブルーレイがユニバーサル社のものなので、必然的にハリウッド映画を観る機会が増えてきた。その中でサムライミのダークマンとかジョナサンデミのサムシングワイルドとか観ながら 映画史的知識も深く とても良く出来たメジャーな映画なので無理矢理に好きになろうとしたけど、結局 頭痛がしてきて 結局 50年代のアメリカ映画やフランス映画のDVDが欲しくなってしまった。

とにかく爆破シーンやアクションシーンなどの暴力描写がTV的で 映画が始まる前の広告を見せられているような感じでイライラする。
ただ、この手のハリウッド映画が好きな層はヨーロッパ映画の思わせぶりな間が嫌いだろうな。となんとなく思ったりした。

とにかくこの時代のハリウッド映画の商品はお金をかけている割に安い。娯楽に金をなるべくかけたくない。と思い始める事で、ハリウッド的な話し方を受け入れるしかない。というのは、現場仕事をしはじめた新人の頃 仕事が終わってから1〜2時間 ひたすら会社の倉庫でビールやタバコでパシらされたり余り面識ない社長の地元の友達の世間話しを黙ってずっと聴いていた事を思いだす。たぶん大麻禁止法やヘアヌード禁止などの意味のわからない法律もアメリカ軍という倉庫や日々 大手ゼネコン現場を紹介させて貰っている。といった意味に相当する沖縄や横田基地の存在を日本国民に忘れさせない為の意味に相当するものかな?と思った。

とにかく 金が無い訳だから、色々 不自然でも その分コストが安く抑えられているんだ。と納得するしかなく、そこに文句を言い続ければ 更に細かい嫌がらせをして わからせにくるだけとしか思え無い。
結局 そこに文句を言い続ければ現場仕事と同じで「生意気ばかりいいやがって!会社に貢献出来ないで待遇改善の文句ばっかり言うんだったら現場の仕切りや金額交渉も含めて全部 自分でやれや!」
と最終的になって アメリカ軍が日本から撤退し、その後 日本が軍事面も経済面も含めて アメリカ、中国、ロシア、ヨーロッパと全部 自分で交渉しなければいけなくなる上に 利害関係による嫌がらせも もっと露骨になっていく事もあるんだろうな。と思いつつ、最終的に全部 自分でやるとなると 最期は自分が我慢する事が一番安あがりになるな。と思いながら 観るハリウッド映画はやはりつまらなくて その分 黒沢清の耕してきた畑は本当に凄いな。と 初期の語り口がハリウッド映画に比べて稚拙で その分 絵のレベルがめちゃくちゃ凄いのが気持ち良くて、小津映画のGHQによる検閲による嫌がらせとの不毛な争いが小津映画のアメリカ映画的な美しさでありながら日本人の間。みたいな ゆったりした作品群や俳優達を産み出したのか?とも思った。

とにかく日本やヨーロッパのアート作品を観るのには、それなりの手間や時間や金をかけて作られているんだ!気安く話しかけてくるな!という事とお前はアートとかやってられるほど貯金や稼ぐ力があるのか?みたいな事をハリウッドの映画会社の商品は 色々な種類の表現やコストにおける細かい嫌がらせとヨーロッパ映画では考えられないローコストで提供する事で我々に教えてくれていると思う。