体調が悪く、特に話すべき情熱もないが無理矢理書く。今夜が伊集院さんの深夜の馬鹿力だからだ。
ナインティナインやマジカルラブリーは聴く時間がない。と先週書いたが、先週はがっつり聴いた。がっつりオモロかった。ハライチもオードリーも聴いたが、オードリーに関してはオープニングで笑い過ぎて肋骨が痛くなり、本編を聴くのはストップした。これが笑い高(わらいだか)ストップ現象である。
黒沢清のカリスマを買って 最初 画質が悪すぎてムカついていたのだが、わざと画質が悪い形でリリースされたのかと疑うほど名作で、始めてタルコフスキーのやっている事の意味に気付いた。つまり、映像自体にカビが生えたような感じを出すことでいにしえの高級ホラーみたいなビンテージ感をだしているのだ。この理論でいくと河原に落ちているカピカピのエロ本は今後 値が上がる可能性がある。サモトラザのニケとかのブロマイドと混ぜて売ってもいいしね?とっといた方がいい。
あと、最近話題のウイッチズの監督のスーパーリッチという映画の予告編をみていて エドワードヤンの恋愛時代を見直したくなったが、そっちは観ないで自分はルビッチの天使を観た。三島由紀夫 お気に入りの一本という事で 初めて観た当初は面白くない。と思ったのだが、今回見直してみると流れるようなカメラワークに驚いた。これに気をよくして吉村公三郎の女の勲章を買ってしまった。中原昌也氏が増村保造を掘りつくしていたので、あえて山を少しずらしてみたのである。
黒沢清や中原昌也がフラィッシャーの語り口のタイトさを強調していたので、フラィッシャーも二本購入したが、自分的にはルビッチの方がとことん細部までタイトに計算ずくで、その癖 流れる時間はとても優雅なのである。これで中原昌也氏や黒沢清氏の呪縛から逃れる事が出来る。ただ、中原昌也氏の作業日誌を読むとルビッチの生きるべきか死ぬべきか。について触れている箇所もあったので、たぶん自分が見えている世界の全ては黒沢清も中原昌也にも見えている。見えていて、そこまで言及されていない理由とは?...。よくわかりませんが。そのような映画知識の詰め将棋を仕掛けて何度も負かされる。中原昌也を追っかける猟犬が 山の中で自分が発見したと思った餌場は既に中原昌也が食い終わった跡だったのか?!そうして最終的に膨大な資料の山の中で遭難して死んでいく。みたいな読者体験が中原昌也の作業日誌。を観る 面白さ。なのかな?と思う。同様の語り口が澁澤龍彦の私のプロメテウス。だったりもするのかな?となると、マニアの行き着くところ諸星大二郎の暗黒神話的でもあるし、結局のところ安部工房の砂の女。なのかな?と思ったところで 伊集院さんの深夜の馬鹿力よりに話を少し寄せたところで、この話もお終いにする