映画の話

映画 覚え書き

秋刀魚の味

最近は、芸人さんによる若手お笑いや一般社会人やsns子供部屋ひきこもりおじさんに向けての日本社会下積みサバイバル術指南みたいな番組も増えた。この分野の最高峰が笑い飯 哲夫のサタデーナイト仏教である。中川家ラジオショーの月亭方正の回で始めて、ダイアンのオサム師匠の回やナインティナイン財津一郎ジミー大西の回を間に挟んで、サタデーナイト仏教で閉めていただくと貴方も思わず、「緑の5本指 赤目の達磨のオジキ。イル伝道師。凄腕dj !ザッツ マイネーム!」などとラジオに向かって絶叫してしまう事。……間違いなし!

ちなみにあちこちオードリーの永野さんの回をみていて、若林はベルイマン。永野さんはフイリッツラング。と考えて、合成していくと最終的にゴダールのところで映画史的には1本化され、それがオリビアアサイヤスのイルマヴェップに流れていくわけ。なので逆にさかのぼると気狂いピエロから夏の遊び。女と男のいる舗道から裁かるるジャンヌ。ファズビンダーのベロニカフォスの憧れからルビッチの極楽特急。みたいな監督と女優。セレブと大衆。そしてフランス革命から北欧家具の世界へ!と言ったような「終わりのない音楽会!ひきこもり無職教授の永久に終わらない結婚式スピーチ!」の時間が今週も始まってまいりましたー!

冗談はさておき、今週の爆笑問題赤毛のアンの話しは、ほんまにつまらなかった。と思いつつ、赤毛のアンの話しがウッディアレンの回の話しに繋がっているし、それがウッディアレンからベルイマン。カールテオドライヤーまでメロドラマとキリスト教会。みたいな感じでルッキズムと日本のTV ドラマとセレブの概念が綺麗に1個の箱にパッケージ化されるだろうな。と思いつつ、ドイツ映画やベルイマンを見返す時間もないので、中原昌也と渋谷さんの怪人マブゼdvd box発売記念トークイベントを観ると、永野さんとフイリッツラング的映画文法の共通点もみえてくる。

 

そんな中でお薦めしたいのが、この小津安二郎監督の秋刀魚の味である。とにかく、この映画に出てくるお爺ちゃん達の下ネタがいかにもお爺ちゃんっぽい下ネタでひどい。

僕のオススメは中村宣郎の、イカの塩辛を口の中で含んでから一気に飲み込む事をせず、いつまでも口の中でネチャネチャとやりながら「このイカの塩辛の固さは藤田ニコルんの乳首を甘噛みした時の固さとほんまに同じくらいやね?」

みたいなチョイ悪お爺ちゃんのネッチョリとした気持ち悪さが とても見所です。