定期的に治療を行っている横浜の猫の病院での施術の待ち時間に、横浜のお洒落若者達が集う多目的複合施設ファッションビルのお洒落本屋で、ついに!「オードリー若林の青天」を立ち読みした。
アメフトや部活動の箇所などオタクには難しいところは避けて、渋谷のパーティーや公園で耳にピアスをあけたり学校をサボって麻雀をしたりと、中高一貫校の運動部の部活動引退後の地味でつまらない青春が書かれていて、自分が童貞を捨てる為にあらゆる場所に顔を出し奔走していた青春時代がフラッシュバックして、心底 不快になりソッと本を閉じた。
高校2年ぐらいにチーマーブームになり、自分も苛められっ子ながら長髪にしたり、バイトで貯めた金で代官山や自由が丘でapcやゴルチエで赤いズボンなどを買ったりGORILLAに始まりSR400をせっせと改造したりしていたのだが、周囲の友人からは「宅八郎?宅さん?」などと からかわれた。苦しまぎれに「宅さん じゃねえし!」などと返し 無理矢理 笑いにしていた。しかし、これはハリセンボンの春名のギャグをおおいに先取りしたものであり、今更ながら著作権申請をしておけば良かったと後悔した……と一瞬は考えたが、現状の日本の税制を考えると、春名があのギャグを言う度に課税されて逆に破産してしまう危険性をあったり、川谷拓三と宅八郎氏の「宅さん」の表象権がGHQにどのように管理されているか?なども確認する必要があり、そこを市役所などに問い合わせる事で逆にGHQ の監視下に置かれる危険性もある。
そんなことを考えていたら文章を考えるのも面倒になってしまったので、今回 ご紹介する中島貞夫の血桜三兄弟に辿り着くまでのビデオ遍歴をお話ししたいと思います。
と、書き始めて、その過程を説明するのも面倒になってきた。最初はzeebra がTV でアンディウォーホルのCAMPBELL缶の話しをしていたので、ロストハイウェイ→深夜の告白→リザベススコット→マルホランドドライブという連想で落とし穴を購入。同時に汚れた血を久しぶりに見直して良かったので、レオスカラックスの記事を読んでいたら、カラックスもタランティーノもダグラスサークを絶賛していたので、心のともしびを購入。それと、若林がマグノリアの話をしていたので、アルトマンのナッシュビルを購入。そこから、アンソニーマンのTメンを経て、渋谷実のもずを購入。この映画の乙羽信子の動きがあまりにも良くて、アフリカの光の時のショーケンの動きの原型をみたような気分になり、以前 購入して良かった893愚連隊の中島貞夫の血桜三兄弟を購入して、めちゃくちゃ良かったわけです。
最後に、血桜三兄弟の歳入歌 野坂昭之のマリリン・モンローノーリタンの「この世はすでにおしまいだぁ」と言うフレーズが ecdの失点インザパークのアルバムのサンプリングに使われていたので、続いて三隈研二の桜の代紋を見直したら、血桜三兄弟の物語のスピード感に対して、桜の代門の話の展開スピードがあまりにも速くて気持ち良かった。この桜の代門のオープニング主題歌もecd の失点インザパークのアルバムのサンプリングに使用されている。のだが、先週末見直した 村上透の殺人遊戯のボートのシーンは、大島渚の青春残酷物語の埠頭のsexシーンの前に射し込まれる安保デモのシーンの隠喩だが、同じボートシーンで言えば反逆のメロディもそうだし、ダグラスサークの心のともしびもクレールの膝もミスターロンリーもそうなのだが、ダーク童貞オタクキャラヒーローという話で言えば、野獣死すべしの松田優作が最初ではなく、中島貞夫の荒木一郎が最初なのかな?と思いきや、石井輝男の黄線地帯の天知茂の童貞の殺し屋が最初なのだが……。このオチのない長い話は、なんなんだ?と読者も思うかも知れないが、僕が高校3年生の時にトンカツ屋さんでバイトしていた時にお世話になった 特攻の宅(ぶっ込みのタク…木村拓也のことではない)の登場人物みたいなビーバップ世代の先輩から「あの池袋のサンシャイン通り周辺にたむろするオタクみたいな髪型の異様な集団って、不良なの?」みたいな感じで質問されたので、中高一貫校の童貞の僕は、「あれは、チーマーといった新しい世代の新興勢力です!」と得意気に答えていた。という池袋むかぁーしむかぁーしの昔話があったそうな。