映画の話

映画 覚え書き

スカーフェイスとオードリーのオールナイトニッポン

先週の つるの剛士のゲスト回は、子育てと芸能界の両立の苦労など たいへん深い話が聴けて 為(ため)になった。それと このブログでお話した 若林の青天も直木賞候補に選ばれて 嬉しい。僕も書店で立ち読みして 、10ページくらい読んで なんとなく「つまんね…。」と思いながら本を閉じた時、確かに 直木賞候補になる予感を電流が流れるように背中にズギューン バギューン ビシバシ ガッガッガッ!なんか ぶつかってんな?インパクトのドリル折れちゃった?これはヤットコ?...ヤットコちょうだい?…。ナァニ~?ハイエースに道具取りに行ったら車上荒らしに荒らされた後だとぅ?こいつは、やられちまったなぁ。さてと、一服 休憩いれますか?よっこらせ...と感じていたのだ!

ついでに、ちょうど直木賞という話で言えば、芥川賞作家である又吉直樹のyoutubeチャンネルの中村則文の書籍の話が久しぶりに面白かった。まるで遠藤周作のホラー小説集のライカの話が憑依したような又吉直樹の中村則文の銃の書評を聴きながら、2pacのjuice を思いだしたのだが、ヒッチコックのめまいの冒頭がjuice のラストシーンであるせいで、又吉直樹が裏窓のジェームススチュアートを演じているような気さえしてきた。ここまで考えると、裏窓のジェームススチュアートはニコラスレイの危険な場所でのロバートライアンであり、銃社会と自由の概念にとりつかれてアメリカンニューシネマの亡霊が憑依した又吉直樹は暗黒街の弾丸のヘンリーフォンダのようだった。ちなみに、孫娘のブリジット フォンダはタランティーノのジャッキーブラウンで、ロバートデ・ニーロとショッピングモールの駐車場で口論になり 至近距離で3発撃たれて即死している。ニコラスレイの刑事モノが危険な場所で。(であり、このロバートライアンが更に犯罪者側の色恋にのめりこんでいった映画がヴァンヘフリン主演ジョセフロージの不審者だとすれば、

 

-ここからヴァンヘフリンの代表作 呪いの血の長い注釈ー

(彼の代表作 呪いの血は フィルムノワール3大スターとの共演だが、特にリザベス スコットの代表作の一つ 落とし穴では、この色恋不倫にはまる刑事が この映画では 保険外交員という設定になっているが、この保険外交員の犯罪設定はもう一人の主演女優 バーバラ・スタンウィック(マルホランドドライブがリザベススコットの自伝と噂されるイブの全てのリメイクだとすれば、ロストハイウェイはバーバラ・スタンウィックの深夜の告白のリメイク)が演じる深夜の告白であり、実在のリザベススコットがモデルと言われるイブの全て(これはリンチのマルホランドドライブのリメイク)にも主演していて、リザベススコット役はアンバクスターが演じているし、マリリン・モンローも単役で主演しているのだが、アンディウォーホルのマリリン・モンローのシルクスクリーンはリザベススコットっぽい表情に似せる為にマリリン・モンローを故意に荒く印刷している。と筆者は勝手に憶測している。そして、呪いの血 最後の共演者 カークダグラスの地獄の英雄もまた ミイラ取りがミイラになる話であった。)

-呪いの血の注釈終わるー

 

その最終形態は、羊たちの沈黙のジュディフォスター(彼女もデビュー作 タクシードライバーでロバートデ・ニーロとの共演を果たしている)のレクター博士の憑依であり、これはセブンにおけるブラッドピットであり、ファイトクラブにおけるエドワード・ノートンなのだが)

だとすれば、同じニコラスレイの逃亡者の犯人モノは夜の人々だが、是枝裕和監督によればアメリカンニューシネマの先駆け。だという事らしい。

久しぶりに中原昌也の焼死体を読み直して、触発されて、だらだらとりつかれて文章を書いてしまったが、ランダムな記憶の羅列を組み立てるのは面倒くさく、また無意味な時間のように思われる。連想が脳内で始まっている瞬間だけがノートにyoutube でみたjazz のコードを書き留めているような興奮があるが、実際に音楽の素養みたいなものは自分には全くなく、後から読み返す事もなく、また読み返したところで、そのコードを書き留めた際に学んだ構造や記憶ごと欠落してしまっているので、後から読み返しても音楽が脳内に流れる事もなく、自分でも意味もわからない。まさにアメリカの無計画でチープで粒子の荒い犯罪史ーミッキーマウスに大日本帝国憲法という大事な家屋を齧られる(ジョンレグザレモ主演のフロリダを舞台にした映画 PESTなんてのも御座いましたね?)ーフィルムノワールの世界なのだ。

 

最後にブラジルで賞を取った映画監督の永野氏のチャンネルをみて、久しぶりに批評家から駄作とこき下ろされたアル・パチーノのスカーフェイスを見直してみた。

チープだと記憶していたので意外にも、めちゃくちゃキチンと場面が作られていて驚いた。特にイタリアディスコみたいなチープなシンセの音がめちゃくちゃ格好いい。それでダリオアルジェントやルチオフルチも見直したくなった。

最後に もし若林が直木賞を受賞したら

「若林さん。貴方にとって立川談志のイリュージョンとは何ですか?」

という小説の内容とは全く関係ない質問をぶつけてみたい。これは、やはり小説を読んでいないので、イタシカタナイ事。なのだ。

いずれ、オードリーのスカーフェイス落語みたいなのも見たい気もするし、その際には、あのイタロハウスとかデトロイトテクノみたいなチープなシンセの音を入れてほしい。

グッドフェローズやジャロ 古くはヴィスコンティの若者の全ても そうだが、イタリア映画は残酷描写に常に笑いの要素があり、冒頭のスティーブン バウアーが「リベンガー」とか叫びながら 政府の亡命者をナイフを振り回しながら 追いかけまわすシーンは、ぜひとも春日で再現してほしい。オードリー あばれる君とパンサー尾形 スギちゃん ヤーレンズ トムブラウン ぶちきれうじはら などイタリア映画の笑いに必要な人材は全て 揃っているので、これを太陽に吠えろ。ホラーバージョンとして はやく映画化してほしい。ひつこいようだが、サントラはイタロハウスとかファレルっぽいのにしてほしい。そうすると、松田優作と2000年代のジャッキーブラウンみたいな感じもイメージできる。

 

トムブラウンのみちおさん 「なるはや」で映画化 お願いします