映画の話

映画 覚え書き

恋狂い

加藤影 監督。艶説 お冨与三郎は迫力があった。Pファンク。

白川和子がとにかく暖かみのあるエロさで良かった。シャベルカーや埠頭の景色。ネオン街のセット。浅川マキの曲など、とても趣があった。カサヴァテスのラブスクリームを日活ロマンポルノの一種だったのかも?と錯覚しながら、タルコフスキー惑星ソラリスや鏡を思いだした。

 

澤田幸弘の反逆のメロディーが流れる映画館で痴漢する男の嘘くさいサングラスとひげ面はとっつあん坊やっぽくてB級パロディとしての趣があった。