黒沢清 おすすめのキャットピープルの呪いや 以前フィルムグリ特集で観た流砂が千円や500円だが、80年代〜90年代に作られたハリウッド映画には無い しっかりとした陰湿なノワールの趣き。というか方向性があって とても良かった。
僕は、学生時代モテなくて虐められていた時期も少しあったのでハリウッド映画アレルギーが克服出来ていないと今回の鑑賞でしみじみ気付いた。
ボン ボンジョビやAKB的な明るさやモーニング娘やBBOY的なヤンキーの暗さに嫌悪感と人一倍憧れがある。
その為にジョンカーペンターやサムライミ。スピルバーグも定期的に挑戦してみるのだが、挫折する。思うにジョナサンデミの愛されちゃってマフィヤやメルビルとハーワードは とても楽しく観れたのに、サムシングワイルドだけ 今回駄目だった理由に、「人生苦しかったり怖かったりしても 全てを失う事を恐れずに未知の世界へ明るく前向きに踏み出そう!」みたいな思想を余計なお世話に感じてめちゃくちゃ嫌悪感が出てしまっていた。
ただ、男として これは大事な思想だ。ナインティナインのラジオを聴いていると、いつも岡村の変なこだわりの時間が始まり、急いで矢部に制される。この こだわりが僕のカウンターカルチャーやノワール映画のこだわりであって、いつも こだわる事自体 大人として恥ずかしいと思いながら、めちゃくちゃ こだわり続けている内にDVDの本数が増えてしまった。当初の映画を使ってトリップホップDJみたいな事をやる!みたいな目標が面倒くさく感じるほど頭の中で情報処理出来ない数のDVDになってしまった。しみじみ 当初の目標を見失って収集癖だけが独り歩きしている自分にうんざりする瞬間と 当たりDVDをひいた時に過去の映画の記憶が一気に一本化し加速されてテンションが爆上がりしている瞬間が壊れたおもちゃのように交互に繰り返されている。