やはり、エノケン、三木のり平、藤原釜足、水原良重、フランキー堺、由利とおる。とオールスター勢揃いの小津の浮草やロジェのフィフィマルタガス、ルノアールの黄金の馬車。岩井俊二のスワロウテイル。貸間ありなど川島映画を思い出しながらも、勧進帳のエノケンで黒澤明を思い出したり由利とおるのお冨与三郎で加藤彰の艶説 お冨与三郎の五條博が刀で斬られるところがフラッシュバックしたりフランキー堺が森繁の百万ドルの名声 陽気な天国のインチキ作曲家の顔芸の物真似っぽく演技してたりしながら、まともな芝居が資本主義のチカラでどんどん破壊されサンプリングで細切れになる芝居の興行がhiphopぽかったし最期の三木のり平が亀の子たわしのセールスマンになるとこでマイクロフォンページャーのsuikenの姿が被ったりECDが元劇団員だった事を思い出したりしながら、高嶋忠男が最期に楽屋裏に登場した時に、市川準のbusuの高嶋政宏や大阪物語の沢田研二の残像がフランキー堺にちらつきながら、大円団の舞台で映画が終了した
花菱アチャコの劇場支配人役は安定しているな。と思ったが、集金旅行にもでていたようだ。