映画の話

映画 覚え書き

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

夏目漱石の三四郎

とにかく、圧倒的に美しい中川信夫の絵づくりと八千草薫、岩崎加根子、山田真司の圧倒的な美しさ。 岩崎加根子の野沢直子っぽい(岩崎加根子の野沢直子というか台風クラブのバービーボーイズを踊る大西結花っぽさは、そのまま血は渇いている。の吉村真里と岩…

夜の勲章

絶望的に展開が冗長でつまらなくて説教臭い映画だったが、絶望的な社会格差の闇を終始軽いタッチで描いているようにも思えた

密告

ヤクザ映画に本物のヤクザがふらっと撮影所に遊びにきたままふざけてカメラを回していたら、いつのまにかしっかりした任侠映画になっていた。みたいな映画だった。 黒沢清の蛇の道の元ネタだが、この映画の安藤昇役が蛇の道の相川翔なのだが、とんぼなどの長…

殺しの烙印

殺しの烙印は、ところどころ凝った演出があったにしろ全体的に印象が曖昧で、そこまで清順作品の中では好きな一本では無かった。昨年、映画館で見直してみた時も清順のゴダール「気狂いピエロ」「女と男の居る舗道」なのだと勝手に結論づけたりした。 しかし…

文章について

なんとなく、観終わった瞬間映画の記憶を残しておきたい。と思い始めたブログではあったが、たまに読み返してみると、まともな文章になっていなかったり、自分の幼稚さが溢れ返っているようで、これは非道い!と文章上達の方法として、とりあえず文章の上手…