映画の話

映画 覚え書き

恋のページェント

40代くらいのマレーネディトリッヒが17歳の佳子様を演じていて、公営団地の改修工事の基礎のところにはってる蜘蛛の巣や虫の死骸まみれのような王宮のセットでひたすらマレーネディトリッヒが子役時代の芦田愛菜ちゃん。みたいな演技をしているのだが、めちゃくちゃキモくて、キモさにも飽きた頃、マレーネディトリッヒが王妃に返り咲いてホストクラブで馬鹿騒ぎするおばさんみたいな事をしだして寝そうになったが、このディトリッヒの芦田愛菜ちゃんの話し方がマリリンモンローの喋り方になっている事にハリウッド女優史みたいなものを発見出来て良かった。マドンナもどんどん整形してディトリッヒに顔を似せてきているのも面白く感じたし。あと、スヌープなどが「you better ask somebody」のaskをエックスと発音するのは有名な話だが、この映画には、axe=斧=処刑人などの意味があり、このワードも頻繁に出てくるし、斧やギロチンや振り子のモチーフの影やカタチがたくさん出てくる。ここでいう処刑人とはフランス革命で言うところのロベスピエールだが、古舘一郎が前田明戦の実況解説で言ったところの「黒髪のロベスピエール」のロベスピエールの事である。

このような熟女アダルトビデオ大河ドラマみたく歪んでいて眠くなる低クオリティスカムEXILEメロドラマみたいな映画を朝から晩まで見続けて、どっぷりと日が暮れ、帰りの電車で人間として終わってんな。脳腐ってんな。みたいになるのがドイツ表現主義映画のゴージャスで退廃的な楽しみ方なのだが、
要するに皆さんがイケてるハリウッドパーティーセレブ文化と言われているものの元ネタ=風呂入ってないオタクの精子みたいなドイツ表現主義goth映画の世界なのだ!
以上 ミスター慶応シャブ中裏口入学生の生活の為になるリポートでしたー!