映画の話

映画 覚え書き

地に堕ちた愛

久しぶりのジャックリベット。今回も流石の大寺さんのチョイス。と言いたいところだが、時間を間違えて最初の30分ほどを見逃してしまうも、是枝監督の怪物以上のメディアミックス舞台劇というか、途中の冷戦平和時代の司法書士「怪物の三島由紀夫金閣寺」と「サシャギドリのシェイクスピアロミオとジュリエット」がジュリアスシーザーからロンググッドバイにマッシュアップされて台風クラブで終わる感じもまあまあ理屈っぽくて良かったが、なんといってもジェーン・バーキンの色気。

以前ジャックドワイヨンの放蕩娘を観た時はイヤミ氏にしか見えなかったのに、今回はエロいヒッピー女子〜ダウナーのチャップリン〜みたいな感じで、めちゃくちゃ魅力的に撮られていた。この映画を観ると、太陽は知っている も観たくなるし、ロミーシュナイダー特集観ておけば良かったなぁ...と思うようになる