この映画はエドガーGウルマーの黒猫。吸血鬼とフランケンシュタイン博士が一人の女性を取り合う北斗の拳の一巻を彷彿とさせるホラー系純愛ムービーだが、このポーの黒猫の帝国植民地政策とsdgesを混ぜたような原作や同じウルマーの幻の女などのストーリーと混ぜて拡大解釈をさらにハリウッドメロドラマ風に改変したものだが、自分が気になったのが冒頭の少年時代に実の父親と話すシーンの背後にほとんど静止画みたいなフナとかシーラカンスっぽい水槽の魚が映るとこで、これはジャックリベットのデュエルにもあったシーンだと思いながら、後にこの主人公がバタアシ金魚みたいな感じでバーバド大学の水泳の選手になり、最期に人と揉み合いながら埠頭で溺れて死んだ時に幻の女を再び思い出す。つくりになっていました。
あと、黒猫に対しての山猫とか、サザエさんのお魚咥えた野良猫の話と2pacのwhy wonder they call you bitchのフレーズが混ざったりしながら悪魔の住む街っぽいとこもありつつ、全体的にエドワードヤンの恋愛時代で薄く話を拾ってる感じも台湾映画特有の味付けとして台湾映画が好きになった
