映画の話

映画 覚え書き

美しき諍い女

エマニュエールベアールの相手役がジャルジャルの福徳だったのも驚いたし、終盤辺りでジェーンバーキンが小峠の顔真似をしているのには本当にびっくりした。やっぱり吉本の笑いは世界ナンバーワン!なんだな。と改めて実感した。髪の毛無くたって大阪都構想でいいじゃない?ハード ノック ライフ!メイク 吉本 グレイト アゲイン!いやいやバイキングはソニーミュージックエンターティメンツじゃろうがーー!

 

映画は、とにかく無駄にダラダラと長い。ミッシェルピコリの長渕タイムもかなりの尺をさいている。しかしジェーンバーキンのゴスダークヒッピースネ夫ぶりがとにかく良かった。女優魂というか、元々美人女優路線だったのに、よくこの顔になったな。と思った。ある意味でフランス版竹内力。エマニュエールベアールは最初の登場シーンだけカッコ良かった。後その登場のシーンのマダム2人の電車の中でヤンキーに絡まれたみたいなリアクションも良かった。最期にミッシェルピコリがポーの黒猫をはじめた時はこの茶番劇に4時間もつきあわされた事にかなり腹がたったものの、エンドロールの曲がこの男女7人夏物語みたいなしょうもない話にベルサイユ宮殿みたいなぶっとい白痴的な明るい曲を選んでいるのがかっこ良かった。

 

結局、ミッシェルピコリもでてるし、軽蔑のパロディなんだろうな。しょうもな......。と思いつつ、ドライヤーのミカエルをもう一度見直したくなった。

 

商業主義的ジャックリベットいまいちだったな。ノロワとかデュエルとかのかっこつけた動きに全振りした作品をもう一度みたくなった。メリーゴーラウンドも名作だった