映画の話

映画 覚え書き

過去たまにメチャイケを観ながら不快感こそなかったものの、まったく複数女性と会話が成立したりグループ交際で遊園地や花火大会に行ってワイワイしたりする人間ではないので、チラッとみてすぐチャンネルを変えていた。特に武田真司の滑舌が悪くていつも何を話しているのか意味もわからず、まだ元気で若かった頃

「おい!とにかく滑舌!滑舌はっきりしろよ!そんなんじゃ職場の上司や先輩に虐められちまうぞ!」などと思っておりました。

 

この映画は、そんな武田真司の話し方や壇蜜的な話し方が社会的に必要になってくる場面に出入りしている大人が束の間大人である事を忘れ子供っぽく振る舞うひとときーつまり。ひととき融資だよね?そんな映画である。で、今ようやくメチャイケという番組のタイトルの意味に気付きました。

 

つまり、僕にとってはあまり現実感のない映画でした。ただ、この歳になると、流石にまあまあ面白かったです。

 

あと、ハライチのターンで「おい!回れよ」という声がCM中に流れる場面がこの映画でようやく登場し、ここまで掘るのにだいぶ時間かかったな。と思ったのと人生にはすでに落盤し生き馬の目を抜く東京で完全に折り込みちらしみたいな糞情報人生の雪崩に生き埋めになってしまったなぁ。と感無量でした

中村伸郎 最初 小津映画で鶏ガラ梅干し酸っぱいクエン酸系の説教お爺ちゃんっぽくて嫌いだったけど、色々な映画をみるうちにだんだん好きになってきた。特に、山本富士子の墨東奇譚の頃はまだまだ現役でピンプ役もやっております。