映画の話

映画 覚え書き

昭和と平成と令和の大衆芸能

「若い奴等は若い奴等で勝手に集まって、はしゃいでろよ」みたいな感じで若い奴等の流行など、10年ぐらい前からフルシカトしていた。なにせ、僕の中で最新のラッパーは般若で最新のセレブひな壇バラエティは爆笑問題サンジャポやしゃべくり7メンバーで未だに止まっている。

そんな感じで、久しぶりにTVで同世代とか少し上のタレントの会話をみた時に、ふかわりょう小宮山雄飛や山邦やラジャグランディーバのウェスアンダーソンが作った人形劇。みたいな会話とビジュアルの進化具合にギョッとした。
「こ、これが今どきの洒落たギロッポンエリートサラリーマンおっさん達の会話かっ!?」

オードリーやハライチのラジオを聴き始めた時、ずいぶん笑いも進化したなぁ。と思ったが、ずいぶん我々 初老層に合わせて、回転数をゆっくり喋っていただいているんやなぁ。と気付いた。

呂布カルマカズレーザーのラジオは、その令和と平成のギャップ大衆レベルの回転数を探る苦悩のうめきである。このようなラジオを聴きながら昼間itサラリーマンをしながら夜はグッドウィルなどの日雇い派遣をし平均4時間睡眠でほとんどsexもさして貰えず外人キャパ嬢にせっせと金を貢ぎながら会社では最先端お洒落意識高い系社会人ぶっていた上に社内では浮きまくっていた頃のチグハグな自己顕示欲とコンプレックスまみれの寝不足の労働の日々を思い出し、今 社会の窓際族仕事をしながら時節、しんみりと涙ぐんでしまう事もある。