映画の話

映画 覚え書き

ビデオ

ビデオを家で観ていると、作品によっては猫が怒り出したり、その度に別の映画を再生したりしつつ、どれも久しぶりに見直してみるとヤバいくらいの名作でありながら、同じ映画を40分も観ていられない。

そう考えると、自宅でレコードなどを収集し酒を飲みながら皆んなで集まってホームパーティーをしていたであろう70年代の太陽族ー若い頃の村上龍みたいな奴等から、どうやって今現在のカリスマラッパーや凄腕DJによる華やかなトリップホップイベント的な文化に発展、昇華したのか?

普通に考えて、ただビデオやレコードを延々と再生する行為自体は極めて単調で平凡なループ作業で特に華やかでもそんなに興奮するほど面白いものでもない。という事に気付いた。あと、自宅で再生していると初見の映画でも2時間もドラマを追えないどころか30分くらいで集中力がきれ、ダルみがでてくる。
この辺りから、同じ部分を何度もループ再生したりするスクラッチ文化が生まれたのか

映画館なりクラブなりの箱ありきのマジックでは無いのだろうか?