映画の話

映画 覚え書き

11月3週目

カサヴァテスの映画は、リベラルな白人としてjazzへの憧れや黒人差別の問題について捉えている。それは、クレールドゥニのショコラやファズビンダーの不安は魂を食らいつくす。の激しい感情の波に比べると当事者意識が薄く、何処か他人事だ。

 

だが、とても優しい。その優しさと曖昧さ。ゆえにとてもお洒落に感じる。

wandaや断絶。ハリーアンドサンもそうだが邦画やフランス映画の70年代ニューシネマにない、優しくて曖昧だが何処か突き放されたようなドライな冷たさがアメリカンニューシネマの魅力なのだ