映画の話

映画 覚え書き

11月第2週目ー地上より永遠に

今週の伊集院光深夜の馬鹿力を聞いていて、最初にタレントオーディションの話をしていて途中キングコングになったり後々GODZILLAの話になっていくのだが、そのオーディションの話が今週みた新東宝映画特集の新東宝のイメージが浮かんでくるようになっていて、いつもながらトーク凄いな。と思いながらtokyo mad spinの高木完とゲストの横山泰介という人のラジオを聴いている内に最後の話の締めのところでアメリカ文化 長髪と波乗りと自立心。みたいなメッセージで若き日々の「大人達の作ったダサいシステムを何度も汚されようと自分の信念で一新するんだ!」精神を思い出してめちゃくちゃジーンときた。

要するに、この映画を観てバートランカスターみたいな上司いいな。旧日本軍よりアメリカの軍隊のがイケてるな。みたいな話でなく、自分が軍隊に入る運命に遭遇したら何回でも上司に嫌がらせを受けても自分の手で軍隊を自分の住みやすい軍隊にDIYしてやるんだ!みたいな精神というか。

ジネマンの地上より永遠に。は、昔 戦争映画と思って観てめちゃくちゃ感動したのはあれはサーフィンとか米軍基地とか音楽とかDIYとか、アメリカ文化を輸出して自分の色でDIY自衛隊を作るんだ!。と思いながらシナトラやバートランカスター。ヘミィングウェイ原作のシオマドク殺人者。後のドンシーゲル、カサバテス バージョンのリメイク。EPMDのstrictly businessのアー写のサーチライトみたいな光。アルトマンのプレイヤーのティムロビンスのキメ台詞「strictly business」

とバスケのシュートのポーズ。ゴダールのマリア岡村靖幸

話がそれたが、Gバタイユのドキュマンのガリア人の貨幣ーイデアとしての馬ーはナチスを皮肉ると同時にトロイの木馬の話に繋げるー科学的で客観的文章と見せかけてとても呪術的、紋章学的な構造が、村上龍全エッセイ1982〜1986の291ページ 水に遊ぶ 水に学ぶ。では、馬がスプートニクスにアメリカの星条旗がフランス映画のレジスタンスの精神に雑に置き換えられていて、まるで新東宝映画のような雑さだな。と思いながら〜安保闘争と時代〜という事を感じつつ、また支離滅裂な文章になってしまった。

 

それにしても新東宝大蔵貢の経歴をwikiでみたら悪魔の往く街のタイロンパワーみたいだった