映画の話

映画 覚え書き

黄色いカラス

風光明媚な鎌倉の大仏の風景に、小津のどの映画だったか?麦秋?間違いなく渋谷実の好人好日ではあったのだが,..淡島千景が角砂糖配ってたし。と思いながら、子役の少年の絵が真っ黒の大仏!まさかの角界オマージュ。東京ゴッドファーザー。途中の牛肉売りにくるやつ、ベッドに馬の首のオマージュ。子供が描いた黄色いカラスの絵。昔 鶴太郎の九官鳥の形態模写はマフィアとハリウッドの癒着を警告していたんや!と気付いた。

子供が家の物置に動物園を作っているシーン。中学生を監禁して夫婦ごっこをしていた埼玉のロリコン大学生を思い出して怖かったし、グッドフェローズのレイリオッタの幼少期の役にハライチの岩井がアジア人なのに出演していたのも、恐らく埼玉の暴力団関係者とハリウッドのイタリアンマフィアの裏の繋がりだろう。

 

飛んで火にいる彩の国 歌を忘れたソプラノズ 

 

ほんとうに怖い県だ。まず一般の方々は近づかない方が賢明だろう。といったような出生地 埼玉県入間郡福岡町(イオンタウンふじみ野が割と近いようだ。ここの赤ちゃん本舗で何か手土産(おもちゃの拳銃など)を買って訪ねるのもあり。だろう) ラジオネーム爆笑問題の太田さん(58歳)

の 「笑いの車上あらし当たり屋ヒットマン浄瑠璃師」のようなギャグでひと笑いおきたところでこの映画の解説をはじめます。シャロンてぇと〜。

確かに、エディマーフィーとクリスロックの同じアポロシアター劇場で初めて会った時の話など。そういったアメリカのショウビジネスめいた日本の楽屋の雰囲気を話していたのかも知れない。桜金造の楽屋裏の話は面白かった。結局ただの悪口だったのだが。

 

やはり、この名作と比べると是枝監督の怪物はかなり語りがクドイな。みたいに感じたりもしました。

それにしても、冒頭の淡島千景のシーン。まるでエヴァガドナーのイラストを描いた香港か上海の高級土産の包装紙のように、バタ臭くて綺麗な黄色と青みだった。

 

あと、田中絹江が子供達を水族館に連れていった時の海亀とほんわかした音の入れるタイミング。めちゃくちゃ映像も音もきまっている。あと長すぎない。あの後のクロダイ?あの魚の入り方もかなり気持ち良かった。他にも色々思ったが書くのが恥ずかしくなってきた。

 

この映画において存在感の半端ないオーラの淡島千景伊藤雄之助はあくまでサブキャラで田中絹江の初老の美しさを引き立てるのに徹しているのも良かった。